なかなか知り得ない店舗の話 【Part3】
みなさま
本日もブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
前回、やっと見つけた物件をやるのかやらないのか。この物件をやるのはUNIVERSALOVERALLかUNIVERSALOVERALL以外か。
判断する期限は2週間。
怒涛のスケジュール開始です。しばしお付き合い下さいませ。
では早速。
通常店舗デザインは、デザイナーの方とイメージを言語化・具現化して共有し、 こちらの実現化したい事をより精度高くする様に出来る事を煮詰めて煮詰めていくのですが 何せ時間はありません。
大きなテーマだけでも限られた時間の中で決めました。
「シカゴの華やかな街並み」「シカゴ本社」
「シカゴ本社に実際にあるボイラー室・倉庫」
「温故知新」「居心地がいい」
既にご覧になった方がいたらうれしいです
レンガで覆われたシカゴ本社の正面写真はこちらです。
このテーマを元に関係各所とプロジェクトが更に進みます。
元々の構造は外から店内が見えない。
店内の梁(ハリ)は外す事は出来ない。
建物自体の老朽化から大規模の改築は出来ない。
お客様には晴れやかな気持ちで入店して頂きたい。
双方のテーマを限りある時間の中で何度も何度もすり合わせし出した答えは、滅多にお見せする事のないデザイン画でお知らせします。
向かって左の外の壁を取って店内を贅沢に見せる事にしました。
そして入り口はシカゴの有名なシアターをモチーフにライトを50個!装備し明るくする事でした。
↓シカゴシアターはこちらです。
こちらも滅多に出さないデザイン画をお見せしますね。
元々はこちら↓
いかがでしょうか
シカゴのイメージ、レンガ作りのシカゴ本社のイメージをうまく融合し
しかも入り口が開けてかなり明るい印象になったと思います。
大げさな話かしれないですが
元々の歴史ある建物自体を活かしつつ、UNIVERSALOVERALLとして新しい命を吹き込み、現在には必須のサスティナブルな活動の一環も担ったかなと思います。
外観イメージは出来ました。あとは施工の方が実現化するのは可能か確認の作業に入りました。
次に残っているのは実は一番の大きな懸念の「梁」(ハリ)です。
時間は待ってくれないです。
最終決定まで1週間です。
この頃になりますと
夜の寝言に「いらっしゃいませ」と言ってしまうオープン3か月前です。
つづく。