ダブルダッチチーム『FLYDIGGERZ』世界大会の衣装を制作させて頂きました。 PART2

DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2022

に出場する日本代表のプロチーム

FLYDIGGERZ(フライディガーズ)』の世界大会衣装を制作させて頂きました。

 

今回はPART2という事で、

過酷な状況の中、

衣装制作のキックオフ~完成までどういった道のりだったかをご紹介していきます。

ダブルダッチとは、FLYDIGGERZとは、制作スタートまでの経緯は

PART1をご覧下さいませ。

 

5月中旬。

KENGOさんから話があると連絡があり、

店舗で打ち合わせする事となり世界大会の日程を聞きました。

正直、絶望的な期間だと思いました、、

どうにか制作できないかと脳をフル回転。

 

まずはイメージのすり合わせから。

KENGOさんとな長いお付き合いでお互いの意思疎通が出来ていたので、

考えているイメージはすぐ出来ました。

早速シミュレーションを作成。

メンバーの皆さんとすり合わせました。

 

続いては、

いつ、どこで、なにを、どうやってを考えていく作業です。

まずは、中国の向上がコロナ過で難しいと判断し、

国内工場で制作可能かを当たりました。

期間が短い事もあり、0からの制作ではなく既存在庫をカスタムしていく方向性が良いのではと提案し、確認しました。

返答は「カスタムより、有りボディパターンで0からの制作の方が可能性あります。」

という事で、

急いで部材(生地やボタンなど)探しの旅へ。

イメージが出来ていたので希望に合った生地を探しましたが、

なかなか見当たらず。。

結果、生地は中国から手配し日本で制作する事に。

が、

ここで緊急事態発生。

国内工場が「やはり出来ません。」と。。

 

路頭に迷いました。。

この時点で5月末。

 諦めざるを得ないのかと。

 

最終ダメもとで中国の工場へ制作可能か確認しました。

丁度この頃、コロナのロックダウン緩和したとの事で、「できます!」と。

涙が出そうでした。

ただ、涙する暇もないほどに早急に準備しなければなりません。

生産チームの皆さんと急いで即日で中国へ部材を送り、細かなシミュレーションを完成させ、工場への制作指示を行いました。

ざっとしたスケジュールは以下です。

5月末、制作指示完了

6月1週目、制作開始

6月2週目、制作完了、中国出荷

6月15日、衣装到着

6月18日、映像制作開始

6月24日、映像提出締め

 

とんでもないタイトなスケジュールの中、

生産チーム、工場の制作チームの方々のご尽力もあり、

何とか仕上げる事が出来ました!

信じられない速度、完璧な衣装の完成度で私自身がまず感動。。

 

お披露目、試着会の様子。

皆さん、大いに喜んでくださいました。

 

 

ここでは、

あまり見られない制作工程も少しお見せします。

 

まずはKENGOさんと打ち合わせ。

大きなテーマと細かな希望をすり合わせました。

 

こちらは、

制作にあたり更に細かな打ち合わせを生産チームと実行。

スタッズの個数どうする?プリントの大きさは?丈詰めは何㎝?

ここまで決めて、いざ制作指示ができます。

 

貴重な工場の制作風景。

1点1点の裁断、縫製、プリント。

ミスが許されない中で完璧な制作はさすがプロでした。

 

完成したのがこちら。

初期構想のイメージそのままに、まさに理想の衣装ができました。

 

ちなみに、

衣装ベースとなったのは、UNIVRSAL OVERALLの代表アイテムである

カバーオール

 

シェフパンツ

 

こちらをパターンベースで構築していきました。

 

我々にできるのはここまでです。

 

あとは

世界大会2連覇という、とてつもなく大きな目標と熱い気持ちで挑んだ

FLYDIGGERZの皆さん渾身のパフォーマンスを期待するのみです。

 

いよいよ明日、

22日、20:00~結果発表が配信されます!

DOUBLE DUTCH CONTEST WORLD 2021

 

UNIVRSAL OVERALL TOKYO

FLYDIGGERZのチームの皆さんとインスタライブを配信します!

ライブ越しでも結果発表の映像が見れる様にしておりますので、

是非、ご一緒に応援していただけると幸いです。

 

宜しくお願い致します!

                         ShopManager Tsuru