ヘリテージパンツは完成していない。
ワークウェアとは、現場で履かれて働いて、初めてワークウェアとしての本来の意味・価値が伴う。
着る人が自分の癖や働き方、思想を反映させるためのツールのような存在。
ワーカーが自分の働くスタイルに合わせてカスタマイズし、それぞれのライフスタイルや価値観を表現していくアイテム。
着る人の使い方やこだわりによって、ワークウェアは初めて「完成」されていく。
このパンツがどんな風にその人にとっての欠かせない自己表現になるのか。ヘリテージパンツを通して、様々なワーカーにスポットをあてていく。
text photographs by hilomi yoshida